正論で人は動かないのは、なぜか?

正論で人は動かないのは、なぜか?

なぜ、正論ではダメなのか?

正しいことを相手に言っているはずなのに、相手や部下は全く動いてくれない。
きちんと伝えても、チェックしてないとズルズルだめになる。 自分から動かず、発言せず、心は静かな退職をしている…
なぜ、このような事が起きてしまうのでしょうか?
今回は、正論のはずだけど、一向に相手は動いてくれない謎に迫っていきます。
 

コンテンツ/見出し

1.【正論】なぜ、正論なのに動いてくれないのか?

2.【感情】理屈よりも感情が大事

3.【信頼】信頼関係をつくろう

4.【会話】社内の会話を増やそう

5.【まとめ】本当に豊かな社会に向けて

 

【合わせて参照】

・やる気の管理が難しい理由とは? >>

・マネジメントとリーダーシップの違いとは?>>

・部下の育成がうまく行かない原因とは?>>

 

 

1.なぜ、正論なのに動いてくれないのか?

なぜ、正論なのに動いてくれないのか

はげまし・支援をしてくれる人

普通の事を言っているはずなのに、言われたとおりに動いてくれない。

難しい事は言ってないはずなのに。

人間は、論理で考えていますが、最後は「感情」で決断している。と言われています。

じつは

感情が大事で、どんなに論理的に正解でも、動いてくれないようです^^;

 

最後に「よし、やろう!」と背中を押すのは、いつだって心の奥にある温度を持った感情です。

人間は集団で生きてきた歴史があり、集団の結束力は「理屈」ではなく「共感」や「信頼」によって保たれてきました。

たとえ論理的に正論でも、それが仲間の感情を逆なでし、集団の調和を壊すものであれば、その人は「群れを脅かす存在」として敬遠されたのです。

 

現代でも、「正論を言えば言うほど人が離れていく」現象が起きるのは、私たちの本能が「正しさ」よりも「安心できる仲間かどうか」を優先して判別しているからと言われています。

 

 

・メンターは支援をしてくれる人

・助言などもしてくれる

・思考を整理し、自信をくれる存在

 

 

2.納得しても動けない事も

納得しても動けない事も

相手の感情に火をつけられるか?

論理は「理解」を生みますが、「納得」を生むのは感情です。

狩りの作戦を立てる際、どれだけ緻密な計画(論理)があっても、リーダーに命を預けられるという信頼(感情)がなければ、仲間は命をかけて動くことはできませんでした。

論理的な人は「計算機」としては優秀ですが、人を突き動かす「エンジン」になるには、相手の感情に火を灯す技術が必要だったのです。

 

ふと思うのですが、会社が利益を追求する場になりすぎているように感じます。

株価を上げるため、前期よりも成長するため。
と、大事な仲間や、できない人を犠牲にして、成長だけを目指す。

 

そこには、人間的な温かさ、弱い人に対する同情がありません。

 

同じ気持ちになって、考える事が愛情をうみ、相手をいたわる気持ちを生みだすのではないでしょうか?

効率化や生産性の向上の先にあるのは、冷たく冷えた量産品を作るだけの会社です。

日本人には、相手をいたわる心。
他人を大事にする文化があると思います。

 

挨拶をふやそう

もっと目に見えない「雰囲気」「社内のあいさつ」「無駄な会話」

などを、大事にした方が、良い会社がつくれるのでは?

と思います。

 

江戸で多様な文化が発展したのは、国内での戦争がやっと終わり、平和な時代になり、庶民に無駄な時間があったから。

と言われています。

新しいものは、ムダから生まれています。

 

これからの時代

これからの時代は、AIとロボットの時代です。生産性はロボを使えば上がっていきます。

そこで大事になるのは、「アイデア」だと言われています。

 

生産性を上げるのではなく、いかに「心の暖かくなる会社」をつくり、アイデアが出る会社にするのか?

が大事になるのではないでしょうか?

 

 

・ひとは、感情でうごく

・アイデアは無駄から生まれる

・生産性だけでは、勝てない時代に

 

 

3.信頼関係をつくろう

信頼関係をつくろう

信頼が大事

人間関係は、信頼や信用が基本になっています。

値段が安いから。という理由だけで、取引先を選ぶ人・会社は、少ないと思います。

 

 

・値段はいくらなのか?

・実績はあるのか?

・この会社で、本当に大丈夫なのか?

 

頭の中では、色々な考えが浮かんでは消えているかと思います。

 

社内ではどうでしょうか?

 

毎日会う、同僚、上司、部下。色々な年代の人が働いています。

 

好きな人もいれば、嫌いな人、何とも思わない人など、色々な人がいます。

 

本音を言える

あなたは、だれなら、

 

「本音を言えるでしょうか?」

「本当の事を言える、相手はいますか?」

「悩みを相談できる人はいますか?」

 

 

ひとは、共感できる考えを持つ人、行動が出来る人、誠実さ、人格の高さに好意や信頼を感じると言われています。

 

本音で相談できる人が多い会社であれば、40代になっても「辞めたい...」とは思わないはずです。

逆に

この会社を、皆でなんとかしよう

もっと良い会社にしよう

と思うはずです。

 

ひとは、合う回数が多いほど「信頼関係」が築かれていくわけではありません。

 

本音が言える環境を作ってあげる

お互いに、本音が言える環境を作ってあげる事が、自発的に人が育つ「環境」なのでは、と思います。

 

マネジメントは、どうしても、人をコントロールする。

という方向に進みすぎているように感じます。

コントロールされたいと思う人は、少ないはずです。自ら決めて行動がしたい。と思っている人の方が、大多数です。

 

マネジメントの仕事を、人が育つ環境づくりだ。と捉えれば、やるべき事は変わってくると思います。

 

・元気に明るく挨拶をする

・机を綺麗にする

・「ありがとう」と言う

 

当たり前の事から、人間関係が構築されていくのでは?ないでしょうか?

 

会社を「自分の居場所だ」「一生働きたい」と思ってもらえれば、自然と業績はアップします。

命令しなくても、動いてくれる人が増えてきます。

 

おたがいの、信頼関係をつくる事は、目に見えませんが、業績を左右する大事な指標であると思います。

 

 

・まずは、あいさつから

・「ありがとう」を言おう

・居場所をつくろう

 

 

4.社内の会話を増やそう

社内の会話を増やそう

あいさつと会話を増やそう

職場のコミュニケーション力が上がれば、必然と「会話」が増えます。

逆に

転職者が多く、業績の悪い会社ほど、あいさつや会話が少ないと言われています。

 

【悪い例】

 

部下:「おはようございます」

上司:「おはよう!」

部下:「........」

上司:「.......」

部下:「........(無)」

上司:「.......(気まずい)」

 

朝の出勤ででよくある会話です。

 

挨拶しているだけ良いとも言えますが^^;

ひどい会社になると、「あいさつ」ができません。

 

そして、あいさつをしなくなった人から、転職を考えだすと言われています。

 

【よい例】

 

部下:「おはようございます」

上司:「おはよう!今日は寒いよね」

部下:「寒いですね。あ。そのマフラー、素敵ですね」

上司:「これね、実は....」

上司:「自分で買ったんだよ。メルカリ。いや、ヤフオクで」

部下:「お金ないんですか?」

上司:「見れば分かるでしょ?」

etc

 

 

無駄な会話ができればできるほど、信頼関係があると分かります。

 

さらに

ボケても、ちゃんと突っ込んでくれるなら、さらに信頼関係があると言えます。

サービス精神のある上司は、「笑い」を一つ入れてくれます。

 

こんな会社なら、ミスをしても相手を責めるのではなく

ミスが起きないようにするには?と皆が考えるようになります。

そして、それが社内の文化になります

 

明るさと笑いのある文化が、離職率をさげ、イノベーションを起こす原動力になるのでは?

ないでしょうか?

 

そう考えると、信頼関係は、会社の魂である。とも言えます。

 

・評価を気にせず、悩みを話せる

・社外の人だから、話やすい事もある

・社外の視点も得られる

 

 

5.まとめ

笑顔が増える、環境をつくろう

笑顔が増える、環境をつくろう

正論で人は動かないのは、なぜか?は、どうでしたか??

GDPはアメリカが作った指標だと言われています。日本は長らく、GDPを唯一の指標のように、狂ったように働き生産性を上げてきました。

その結果、社会のインフラは完備されて、食料の値段も昔に比べて下がり、ネット、スマホ、動画と、自宅での無料で楽しめるエンタメが増えました。

その反面、自殺者や引きこもりの数は増えつづけ、うつ病など精神病の患者数も増えています。

 

物質的には、とても豊かなはずなのに、心は満足していない。

 

そう感じる人が増えているのが、現代だと思います。

その原因は、競争によって、豊かになろうとしすぎた結果であるのかも、しれません。

 

日本の生産性は低いと言われていますが、ある大学教授は、「世界の生産性が上がりすぎている」。今が異常値であり、本来はもっと低い生産性の方が、人間は幸せである。と言っています。

 

・たくさん働いても豊かになれない

・たくさん仕事をしても、手取りがすくない

・どうせ同じなら、やめておこう

 

つまり

会社は自分の居場所ではない」と感じている人が多いのでは?ないでしょうか?

 

そんな時代だからこそ

職場のコミュニケーションを増やす事、信頼関係を再構築する事から、会社を変えていく事は可能だと思います。

 

「company(カンパニー)」の語源は、ラテン語から来ていて

「一緒にパンを食べる人たち」

という意味のようです。

 

一緒に食事をする人=信頼できる仲間

 

つまり

 

会社=信頼できる仲間

 

という意味のようです。

一度、業績の事は忘れて。信頼できる関係をつくるところから、見直してみては?いかがでしょうか?

 

会社が、働く人の居場所になる事を、願っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

伊藤麻依子

これからの時代は「楽しむ」「自然体」「リラックス」がとても大事なキーワードになります。

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